銀行の残高証明書が必要な場面は突然やってきます。
一般的には相続の手続きや海外留学、ビザの取得で必要なことが多いかと思います。
私の場合、海外向けの投資のKYC(顧客確認)で必要になりました。
ネットバンクで簡単に取得できるのかと思いきや、英文の残高証明書となると少し面倒な手続きがありましたのでその話をしていこうと思います。
残高証明書って何?
まず残高証明書とは、銀行の残高を証明してくれる書類のことを指します。まあ、言葉そのまんまですよね。(笑)
あなたの残高を証明する正式な書類となるので相続手続きや海外留学、事業、投資などに用いられることが多いです。
通常の残高証明書は一部のネットバンクングで取得可能
まず英文ではなく、日本語で書かれている残高証明書の発行ですが、基本的には銀行の窓口で取得をします。
窓口では残高証明の申し込み用紙に個人情報を記入して提出し、数分〜数時間後に残高証明書を受け取ることができます。
ただ、一部のネットバンクでは残高証明書をネット上から発行することもできるんです。
私が確認したところでは、ソニー銀行・ジャパンネット銀行・楽天銀行はネット上から申し込みを行えば郵送でお届けしてくれます。
発行手数料は1通432円で、手続きから10日前後で自宅に届くようです。(楽天銀行は515円)
英文の場合は別途手数料(864円〜)がかかります。(英文の場合はカスタマーセンターへお問い合わせをして相談する必要があるようです)
住信SBIネット銀行はネット上から即日発行が可能
なんとSBIネット銀行の場合、残高証明書の発行を全てネット上で簡単に取得できます。
実際に私もやってみました。SBIにログイン後「口座情報」から「種類請求」をクリックして、「残高証明書」にチェックを入れます。ご自身で印刷できる場合は無料で即発行できますが、郵送の場合は有料且つ数週間かかります。
必要項目を入力及びチェックをして「確認」をクリックします。英文の場合は英文にチェックを入れてください。もちろん名義も英語表記のため入力は必須です。
これで簡単に発行ができます。すごいぞSBI!
ただし、英文の残高証明書では英文の住所記載はありません。英文の住所表記が必要な場合はカスタマーセンターへ相談する必要があります。
英文の残高証明書を郵便局へ発行しに行きました
私の場合、英文の住所付きの残高証明書が即日必要だったため、ゆうちょ銀行窓口へ発行手続きをしに行きました。
手続きがよく分からなかったため、郵便局の窓口で「英文の残高証明書を発行したいんですが・・」と尋ねました。
すると郵便局の人が「こちらに記入をお願いします」と残高証明書の申し込み用紙をくれました。
住所・名前などの個人情報を記入して、円建てかドル建てかにチェックを入れて提出。
その際、免許証の提出を求められましたね。(パスポートと印鑑も持って行きましょうね)
住所付き英文の残高証明書ということで向こうもあまり慣れていない様子でした。(何度か呼び出されました・・)
待つこと15分、残高証明書ができたようなので呼び出されます。
発行手数料は1通510円。
出来上がった残高証明書はこちら。個人情報なので大事な部分は消していますが、こんな感じです。
きちんと英文の住所付き残高証明書を受け取ることができました。意外と普通の用紙であっさりしていますね。こんなんでいいのかな・・(笑)
ちなみに証明書に記載される残高は前日の残高になります。発行当日にお金を預けてもそれは記載されないようになっています。(この話は窓口で注意事項としてお話してくれます)
発行前にお金を預ける場合は前日までに済ませておきましょう。
最後に、注意すべき点を挙げます。
- 免許証・印鑑・パスポートが必要
- 発行は円建てかドル建てか調べておく
- 住所付き残高証明書が欲しい場合は必ず「住所付きにしてください」と言ってください
- 発行手数料は510円
- 残高証明書は前日までの残高が記載される
- 小さな郵便局では相手が慣れてないことがあるので時間がない時は注意してください
以上のことをおさえておけば、郵便局での残高証明書発行は即日にできます!
Sponsored Link
ぜひ参考にしてみてください!