【取材】ピースボートで辛かったことや乗る前に知っておくべきことを聞いてみた

今回は前回に引き続き、ピースボートに乗った人のインタビューをお送りしていきます。

インタビューをした人は2013年の「第81回ピースボート南半球をゆく世界一周の船旅」に参加したKさん。

これまで2回に渡って語ってもらいましたが、今回は最終章ということでピースボートで辛かったことや乗る前に知っておきべきことを教えてもらいました。

ピースボートでの船上生活は辛いのか？

管理人タカ（seiya）

船上生活で辛いことはありましたか？

Kさん

う〜ん、正直辛いことはなかったですね。楽しい思い出しかないです。

管理人タカ（seiya）

強いて言うなら？

Kさん

私は気にならなかったんですけど、人によってはウォシュレットのないトイレが嫌だったとか、
船酔いが辛かったとか、そういうことはあると思いますよ。

管理人タカ（seiya）

船酔いする人には生き地獄ですね・・。

Kさん

まあそういう人はもともと乗らないですから。
日本の周りは揺れやすいので酔いやすい人は注意です。
あと、船の端っこは揺れやすく、中心は揺れにくいです。

管理人タカ（seiya）

船酔いが不安な人は、
日本周辺では船内で大人しくしたほうがいいかもしれませんね。

スマホが使えない生活が100日間続くと思った方が良い

管理人タカ（seiya）

そういえば個人的に気になるのがネット環境。
Wi-Fi設備はあるようですが、電波は届くのですか？

Kさん

スマホは電波がないので繋がらないと思ってください。
基本使用しませんね。原始的な生活になると思います。

Kさん

あと有料のパソコンはあるんですが、回線はほぼ使用できません。Wi-Fiは繋がりにくいです。

管理人タカ（seiya）

やっぱりそうなんですね。僕だったら電波がないと不安で発狂してしまいます。（笑）

Kさん

ちなみに手紙は日本へ送れるので、
何かメッセージを伝えたい場合は手紙を活用すると良いと思います。

パソコンは必須なので持っていくと良い

Kさん

電波は弱いですが、パソコンは必須です。

管理人タカ（seiya）

ネット接続が不安定なのに、なぜパソコンが必要なんですか？

Kさん

パソコンは撮影した写真の整理や動画の編集、
イベントのタイムテーブル作成に使います。

管理人タカ（seiya）

なるほど。
でもパソコンは貴重品なのでハウスキーパーやクルーに盗まれないようにしなきゃいけませんね・・。

Kさん

気になる人はバッグに入れて持ち歩くべきですね。もちろんそういう人もいましたよ。

仲間に美容師がいると楽かも？

管理人タカ（seiya）

長く旅をしていると髪も伸びますよね？どうするんですか？

Kさん

船内には美容室があるのでそこで散髪できます。
でも仲間の中に美容師がいると切ってもらえます。
チップはお酒などで・・。

管理人タカ（seiya）

それは良いですね〜。（笑）

Kさん

でも美容師の人は自分が美容師だということを話さない方がいいかもしれません。
「切ってくれ〜！」と大勢の人が殺到しますから。（笑）

管理人タカ（seiya）

うわ、確かに！（笑）

Kさん

知られるとその人の部屋に内線が殺到するみたいです。（笑）

ピンクボート！？なんですかそれは・・

Kさん

ピンクボートというワードをご存知ですか？

管理人タカ（seiya）

ピンクボート。（笑）あ・・（察したように）

Kさん

船内ではいろんな男女がいるわけなので、やっぱりそういったことも起こります。

管理人タカ（seiya）

恋愛に発展するのは良いんですけどね、変なことはちょっとね・・。

Kさん

そうなんですよね。それが目的の人も一部いるのでそれは面倒くさいというかなんというか・・。

管理人タカ（seiya）

まあでもそういう人はごく一部ですよね？

Kさん

そうです。
だからあまり気にしなくて良いと思います。

海賊に遭遇するって本当？

管理人タカ（seiya）

海の上で何か怖い思いはしましたか？

Kさん

海賊に遭遇します。

管理人タカ（seiya）

ん？

Kさん

場所によっては海賊が出るんです。

管理人タカ（seiya）

漫画の世界か何かですか？

Kさん

いや本当です。（笑）
海賊が出る地域では、夜中は光を全て遮断して移動します。

管理人タカ（seiya）

怖すぎでしょ・・。

ピースボートで辛いことはほとんどない様子

個人差はあると思いますが、辛いことはほとんどないとKさんは語っていました。

個人的に辛いことといえば、船の上では通信環境が悪く、スマホやパソコンがまともに使えないということですね。それは最大の弱点でしょう。

生活面では基本的な環境や設備は整っているようなので、健康で文化的な最低限度の生活は問題なく送れるようです。ビュッフェレストランやジム、バー、スポーツなど楽しい施設もあるので、むしろ良い環境だとも言えるでしょう。

さて、今回は3記事に渡ってインタビューをお送りしてきたが、やはりリアルの声を聞くと経験することの大切さを改めて感じることができます。

ネットには様々な情報があり、もちろんピースボートに関しても良いことや悪いことも書かれています。

何をどう判断するかは自分次第ですが、今回のインタビュー記事で少しでも参考になれば私はとても嬉しく思います。

インタビューを受けてくださったKさん、ありがとうございました。

2回目に行くようなので、その時はまた再び取材します！よろしくお願いします。