フリーランスで活動している人や個人事業主にとって2月〜3月は確定申告で頭悩ます時期だと思います。
私自身、個人事業として確定申告をするのは今回が4回目となります。
一昨年までは白色申告でやってきましたが、昨年から開業届と青色申告承認申請書を提出しましたので青色申告、、つまり複式簿記できちんとした書類を提出しなければなりません。
簿記に関して全く知識のない私は完全に「キョトン・・」だったのですが、確定申告ソフトを使えば私のような簿記素人でも確定申告書類を作成することができます。
日本で増えるフリーランスの人口
近年、日本ではサラリーマンという肩書きに縛られることなく個人で価値を生み出すフリーランスが増えています。
私の周りにもフリーランスのデザイナーや映像作家、ブロガーとして働く人がいますが、彼らは自宅やシェアオフィスを借りて日々仕事をこなしています。
ちなみに私自身はブログ・アフィリエイトを生業としており、サラリーマン時代の3〜4倍ほどの収入を得ています。
好きな時に好きな場所で好きなだけ自由に仕事ができる…しかもサラリーマンの収入を超えることができる、これがフリーランスの魅力だと思っています。
・・余談はさておき、そんな私がフリーランスになってから使用している確定申告ソフトを紹介します。
個人的に会計ソフトなしではもうやっていけません・・。(笑)
MFクラウド・弥生会計ソフト・freeeではどれが良いのか
私自身アフィリエイトという仕事柄、会計の自動化や各企業ASPとの連携・・、つまり時間の削減を優先したかったので、オンライン会計ソフトを選ぶことにしました。
オンライン会計として選択肢に上がったのは、「MFクラウド・弥生会計オンライン・freee」の3つです。
私は最初に値段を比較しました。(今後ずっと付き合っていくことになるので値段は重要です)
会計ソフト | 料金(年払い) |
MFクラウド | 8,800円(ベーシックプラン) |
弥生青色申告オンライン | 8,640円(セルフプラン) |
freee | 9,800円(スタータープラン) |
上記3社を比較すると弥生会計のオンラインソフトが最安値で、2番目がMFクラウドです。
一応3社とも無料プランがあるので全て登録することにしました。
freeeを登録してみた感想
3つの中では値段の高かったfreee。この時点で選択対象外でしたが、念のために触ってみることに・・。
試しということでfreeeの30日プランを無料登録してみました。
管理画面はこちら。もちろんオンライン会計なのでネット環境は必須です。
勘定項目に説明書きがあるので初心者の方でも簡単です。
管理画面の仕様を見ると普通に使いやすいのかなと感じました。
見た目が分かりやすくなっているので簿記が苦手な方でも入りやすいのかなと思います。仕分けの数が少なかったり、スマートフォンで完結させたい方に適していると感じました。
初心者に優しい分、複式簿記の正式な仕様とは異なり、freee独自の仕様という印象ですね。
特に気になったのが「補助科目」という項目がないことです。「補助科目」は会計ソフトで一般的に使われる言葉ですが、freeeでは「取引先、品目、部門、メモタグ」という言葉で表しています。
これはfreee独自の用語なので、会計に詳しい父親は、「なんだこれ・・」と言ってました。(笑)
あとインターフェイスも簿記に詳しい人が見れば逆に分かりにくいんだとか・・。
初心者が操作する上では優しいが、詳しい人には従来型ではないので使いにくいみたいです。
会計素人の私には使いやすそうだったんですが、会計に詳しい父親が見れば分かりにくいし、修正もしづらいということでした。
父親の意見もあり、freeeは対象外になりました。
弥生青色申告オンラインを使ってみた
次に弥生青色申告オンラインを登録してみました。
弥生青色申告オンラインは1年間無料ということで登録することに。
管理画面はこちら。
弥生会計のオンラインソフト・・、操作性が悪い。この時点であまり好きじゃない・・。
レスポンスが悪いですし、クリックしたのかしてないのか分からない。ちょっとこのソフトに何十年も付き合うのは嫌かもしれない。。(弥生会計さんすみません・・)
機能性以前の問題ですね。インターフェイスもあまり好きではないです。(笑)
うーん、やっぱり操作性って大切だと思うんですよね。長く使うものなので、個人的に使いにくいなら避けるべきだと思っています。
ある程度の使用期間も必要なんですけどね^^;
ってことで弥生青色申告オンラインも私には適してませんでした。
MFクラウドを使ってみた
最後にMFクラウドです。
仕様・ユーザーインターフェイスはfreeeのような分かりやすい感じです。
「簡単入力」というメニューがあるんですが、取引の種類・取引の内容・日付・摘要など、こちら非常に見やすいので初心者の方でも簡単に扱えます。取引を入力すると、取引内容が一目でわかるので優しいですね。
ちなみに手動入力では「振替伝票入力・簡単入力・仕訳帳入力・取引から入力」と様々な入力方式があります。
仕訳入力は一括登録できるのも強みですね。freeeは1個ずつしか登録できないので。
また様々なサービスと連携することができます。各カテゴリ「銀行・カード・電子マネー・サービス連携・通販・ビジネス」から選択可能です。
ビジネスカテゴリでは、ネットビジネスに特化したものが複数あります。AmazonサービスやA8.net、もしも、クラウドワークス、PayPal、BASE、楽天など非常に便利です。
MFクラウドは操作性も非常に良いですし、個人事業として簿記を行う上では機能も充実しています。
細かな点では、仕訳を一括登録できるのはメリットです。仕訳が多い場合は嬉しいですね。
機能面ではfreeeとほとんど似通っていますが、MFクラウドのほうが若干安いのと、個人的に使いやすそうだったので私はMFクラウドを使うことに決めました。
MFクラウド・freee・弥生青色申告オンラインを比較
・・、ということで私はMFクラウドで毎年申告を行っています。
値段が安く、使いやすくて親切で分かりやすい、これがMFクラウドの強みかなと。
最後に3社の機能などを比較してみますね。
(※個人事業主のプランで比較してます)
サービス (l個人事業プラン) | MFクラウド (ベーシックプラン) | freee (スターター) | 弥生青色申告オンライン (セルフプラン) |
料金 | 8,800円/年 | 9,800円/年 | 8,640円/年 |
メールサポート | ◯ | ◯ | ◯ |
チャットサポート | ◯ | ◯ | ◯ |
電話サポート | × | × | ◯ |
スマホアプリ | ◯ | ◯ | ◯ |
銀行連携 | 3383行(個人用) | 3654行 | 連携可能 |
クレジットカード | 139社 | 119社 | 連携可能 |
その他サービス連携 | 96社 | 30社 | 連携可能 |
一括仕訳登録 | ◯ | ×(1個ずつ) | ◯ |
請求書の発行 | 3つまで無料 (郵送代行あり) | ◯(取引先件数限度なし) (郵送代行あり) | Misocaで連携可能 |
給与計算 | MFクラウド給与で可能 (1名まで無料) | 給与計算freeeで可能 (別途料金) | やよいの給与明細で可能 (別途料金) |
対応OS | windows/mac/iOSなど | windows/mac/iOSなど | windows/mac/iOSなど |
インストール | 不要 | 不要 | 不要 |
アカウント増設 | 無制限 | 3名まで (4名以降は別途料金) | 別途ライセンス 利用料が発生 |
無料期間 | 無制限 仕訳15件/月 その他制限あり | 45日間無料 仕訳50件まで | 1年間無料 制限は特になし |
動作について (扱いやすさなど) | 快適 | 快適 | カクカクすることがある |
全体的な機能や、使いやすさを考えると個人的にはMFクラウドかfreeeのどちらかをおすすめします。
私はMFクラウドを愛用し続けていますが、サービス連携の種類が多いのは嬉しいですね。(私が利用するサービスが豊富にあったので)
また、freeeと比べて値段も若干安いのでお得かなと。(機能面はほとんど変わらないので)
ということで、個人事業主の確定申告で利用するならMFクラウドもしくはfreeeがオススメですよ。
私はMFクラウドですけどね^^
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ネットビジネス・ネットショップ系の開業ならMFクラウドがオススメです
アフィリエイトやブログ、ネットショップ、オークション、その他インターネットビジネス系のお仕事ならMFクラウドが断然オススメです。
アフィリエイトなら各ASP(A8.net/もしもアフィリ)との連携、ネットショップ運営ですとアマゾン出品者アカウント、楽天市場出品、Yahoo!ショッピング等とも連携できます。
またライター系の副業ではランサーズ、クラウドワークスとの連携も可能なので副業の確定申告も楽々です。
連携サービスは銀行や電子マネー、通販、ビジネスなど非常に豊富にありますので、効率良く簿記を進めることができます。
事業に集中できる環境として「連携サービスによる自動化」は必須ですよ。
ということで、MFクラウドとfreee、弥生会計の3つを比較してみましたが、私はMFクラウドが一番好きです!
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